中学受験におすすめの<小学5・6年生対象-社会-基本レベル>の教材(学習マンガ・参考書・問題集など)を、問題集の出版や入試模擬テストの作成にも携わっている塾講師が、それらを利用した勉強方法とあわせて紹介しています。
( 他のレベル・教科につきましては、中学受験におすすめの教材 をご覧ください。 )
学 習 ま ん が
学習まんがは、基礎知識を身につけたり、興味・関心を喚起あるいは継続させたりするのに有効です。
とくに社会や理科においてその効果は大きく、これを活用しない手はありません。
リビングやトイレなど、ちょっとしたときすぐ手に取れる所に置いておくのがおすすめです。
おすすめ学習まんが
参 考 書
社会や理科は問題を解けば解くだけ学力がアップしていきます。
しかし、基礎知識があまりに不十分な状態で問題にあたっても、解けない問題が多く、その学習は長続きしません。
まずは、完璧でなくてかまいませんから、基礎知識をある程度身につけておく必要があります。
学習まんがでも基礎知識は身についていきますが、その知識はどうしても断片的になりがちです。
体系的な基礎知識を身につけるには、参考書を使った次のような学習がおすすめです。
- 参考書を、1日1~2項目、ゆっくり丁寧に読む
- 大事なところに印をつけながら、もう一度読み返す
- 読んだ内容を、書き写すのではなく、自分なりにノートにまとめる
おすすめ参考書
- 中学入試問題によく出る内容を、まんがでわかりやすく解説しています。
- 中学受験の入門用参考書として十分使えます。
- 「地理(上)」、「地理(下)」、「歴史(上)」、「歴史(下)」、「歴史年代暗記」、「政治・国際」があります。
問 題 集
まずは、手を動かしながら、基礎知識をしっかり固めましょう。
おすすめ教材
基礎知識をある程度身につけたら、次は問題演習あるのみです。
社会や理科は、解けば解くだけ力になっていきます。
まずは参考書にある例題や練習問題に取り組み、それを仕上げたら問題集に取り掛かりましょう。
問題集は、6~8割正解できるものから始め、レベルを徐々に上げながら1冊でも多く丁寧に仕上げていきましょう。
問題集を使った学習の進め方は、以下の通りです。
1 問題を解く
2 答え合わせ
- その日予定していた内容を終えたら、すぐ答え合わせをします。
- まちがえていた問題や正解はしたがもう一度解き直しておいた方がよい問題に鉛筆で印をつけます。
3 答え合わせ直後の学習 <重要>
- 解けたときは、補強すべき内容がないか参考書の該当箇所を読み、あればノートにまとめておきます。
- 解けなかったときは、参考書の該当箇所をしっかり読んで、不足していた知識や考え方などを、書き写すことなくノートにまとめます。
4 再チャレンジ、再々チャレンジ、・・・
- 2~3週間空けて、印をつけた問題に再チャレンジします。
- それで完璧に解けた場合は、印を消します。
- まちがえたり、正解はしたが時間がかかったり解き方に自信がもてなかったりする場合は、印はそのままにしておき、また時間を空けて再々チャレンジします。
- 印をすべて消し去るまで繰り返し解き直していきます。
おすすめ問題集1
- 首都圏最大級の公開テスト「首都圏模試」から、正解者が多い問題だけをピックアップしています。
- すべての問題に正答率がついており、意欲的に取り組むことができます。
- 赤フィルターでかくして覚える要点のまとめと練習模試も付いています。
おすすめ問題集2
- 日能研が「入試に必要な最低限の知識」と「確認問題」をコンパクトにまとめました。
- 巻頭の弱点診断テストで、知識の確認と同時に弱点の把握ができ、その後の効率的な学習に結びつけることができます。
- 基礎の確認用としておすすめの問題集です。