中学受験におすすめの<小学5・6年生対象-理科-発展レベル>の教材(問題集・参考書・事典など)を、問題集の出版や入試模擬テストの作成にも携わっている塾講師が、それらを利用した勉強方法とあわせて紹介しています。
( 他レベル・他教科につきましては、中学受験におすすめの教材 をご覧ください。 )
問 題 集
理科や社会は、解けば解くだけ力になっていきます。
問題集は、6~8割正解できるものから始め、レベルを徐々に上げながら1冊でも多く丁寧に仕上げていきましょう。
6年生の二学期くらいから受験校の過去問にチャレンジできるようになっていれば理想的です。
問題集を使った学習の進め方は、以下の通りです。
1 問題を解く
2 答え合わせ
- その日予定していた内容を終えたら、すぐ答え合わせをします。
- まちがえていた問題や正解はしたがもう一度解き直しておいた方がよい問題に鉛筆で印をつけます。
3 答え合わせ直後の学習
- 解けたときは、補強すべき内容がないか参考書の該当箇所を読み、あればノートにまとめておきます。
- 解けなかったときは、参考書の該当箇所をしっかり読んで、不足していた知識や考え方などを、書き写すことなくノートにまとめます。
4 再チャレンジ、再々チャレンジ、・・・
- 2~3週間空けて、印をつけた問題に再チャレンジします。
- それで完璧に解けた場合は、印を消します。
- まちがえたり、正解はしたが時間がかかったり解き方に自信がもてなかったりする場合は、印はそのままにしておき、また時間を空けて再々チャレンジします。
- 印をすべて消し去るまで繰り返し解き直していきます。
おすすめ問題集1
リンク
- 参考書に「裏ワザテクニック」を使っている人はぜひ。
- 参考書で取り上げた裏ワザが身についているかどうか、目先を変えた2パターン問題でダブルチェックできます。
おすすめ問題集2
リンク
- 近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しています。
- 1つの単元は、「まとめのページ」→「重要用語をチェック」→「入試問題にチャレンジ」の3ステップで構成されています。
おすすめ問題集3
リンク
- 中学入試問題を細かい項目に分類して徹底分析し、重要題を出題頻度順に掲載しています。
- 項目ごとによく出る内容から学習できるようになっています。
おすすめ問題集4
リンク
- 首都圏の国・私立中学校154校の2023年度入試問題が掲載されています。
- 試験時間と配点(アンケートの回答があった学校のみ)も掲載しています。
参 考 書
理科は参考書が最も必要な教科です。
なぜなら、理科の教科書には結論が書かれていないことが多いからです。
「実験しましょう」の直後に実験の結果、「観察しましょう」の直後に観察の結果が示されていたらどうでしょう。
興味・関心をもって実験や観察をすることが難しくなってしまいます。
そういったことで理科の教科書には結論が書かれていないことが多いのです。
結論がしっかり示されている参考書は理科の学習に必要不可欠です。
おすすめ参考書
リンク
- 小学校で学ぶ理科を、図解を通して楽しく学ぶ本です。
- 見やすく簡潔で、おすすめの参考書です。
おすすめ参考書
リンク
- たくさんの図や写真、イラストを使って解説しています。
- 資料集のような構成なので、理解しやすく、興味を持って学習することができます。
- 「目次」「さくいん」だけでなく、掲載されている内容をより深く理解するために、別のページへとばす機能がついています。「もっと知りたい」ことをすぐに探すことができます。
事 典
学習事典は、知識欲や好奇心が旺盛なお子様にとって必須アイテムです。
おすすめ学習事典
リンク
- 科学や自然環境に対しての「なぜ」を1つ1つの単元としています。
- 小学3年以降で習う漢字にはすべてふりがなが付いています。
- くわしい解説はもちろん図表や写真を多数盛り込み、より理解しやすいよう工夫されています。
- 理科の学習領域(生物・地学・化学・物理)に加え、科学技術の発展や自然環境の保全にもふれる幅広い内容になっています。
- 巻末には理科を学習する上で必要な資料を豊富に掲載しています。
- 五訂版で、理科に関する新しい情報も満載です。
<関連記事>